長田の鉄人28号
自宅に引きこもって「退屈~」を連発している息子の腕を引っ張って、「鉄人28号」を見てきました。
3ヶ月前から原寸大の高さ18メートルの鉄人28号がJR新長田駅近くの若松公園に登場しています。
この鉄人くん、長田の商店主達が阪神大震災の復興プロジェクトのひとつとして「KOBE鉄人PROJECT」を興して建てたものです。長田のおっちゃんたち、がんばりましたよ。
JR新長田駅を出て、若松公園を目指して歩くと、長田の街が新しく変わったことに改めて気付きます。駅周辺は道路が広くなり、高層マンションが建ち並んでいます。若松公園の場所には震災当時は仮設住宅があったはず。
鉄人28号が目の前に広がると息子は「ヒャッホー」と叫んで走っていきました。あんなに出かけるのを拒んでいたのにね。あの迫力はテンションあがりますわね。
やっぱり鉄人28号は大きかった。この日は平日ということもあり、人は少なめ。それでも次から次へと人がやって来て、写真を撮って行きます。
ちょっと近づいてみると・・・・、すごいでしょ。
震災当時私はJRで大阪まで通勤する電車の窓から長田の街を眺めていました。街ごと焼けて真っ茶になった長田の街。その後瓦礫が少しずつ取り払われ、仮設住宅やプレハブが徐々に建ち、区画整理が始まるかどうかの頃で私は東灘へ引っ越してしまいました。この街の人々の15年はとても一言で言い尽くせるものではないと思うと、歩いているだけで、鼻の奥が熱くなってきました。
商店街には日光も取り入れられる流線型のアーケードが据え付けられ、震災の傷跡はわからないほど。新しい家々とバリアフリーに区画整理された道路からは、逆にこの辺りの被害の様がフラッシュバックします。でもお風呂屋さんもまだ健在してるのは、ちょっと嬉しい。長田名物の牛すじとこんにゃくを煮込んだ「ぼっかけうどん」、お腹が空いてたら食べたかった!
この「KOBE鉄人PROJECT」は鉄人28号のプロジェクトというよりも、「鉄人28号」やマンガの「三国志」の作者で神戸出身の横山光輝氏の偉業をたたえるプロジェクトだということが現地でようやくわかった私でした!この二つの取り合わせは、ちょっと辛いものが・・・。
遠くから来た人も商店街をくるりと1周できるように、イベントギャラリーや武将の石碑が点々とあります。
関羽の石碑がありました。関羽は商売の神様として有名です。元町には関帝廟もありますしね。
自販機も鉄人自販機でした!
今年は震災から15周年という節目の年。私には短かく感じます。遠方から神戸に来る方も長田までどうぞ。


















