香港のお買い物プランとして秋茶や茶器は私には必須。北京のお茶会を主催するSさんにご紹介いただいた香港のお茶屋、茶縁坊へまた行き、「Sさん割引」にて茶葉を買わせていただこうとたくらんでいました。
Sさんのお顔で買わせていただくわけですから、事前にSさんにメールでも送って連絡するべくところ、引っ越しの片付けなどで忙しく結局なにも連絡しないまま、事後報告はきっちりしようと思っていました。
「茶縁坊」は上環のハリウッド・ロード、文武廟の斜め向かいにあるお茶屋で、鉄観音や烏龍茶を多く置いています。おかみさんが北京語、息子さんが英語で応対してくれます。
案の定鉄観音や凍頂烏龍茶は秋茶が出ていました。いただいてみると爽やかないい香り。
北京のSさんの友人で今年5月にもお店に来たことを告げると、
「Sさん前天来了! 」 - Sさん一昨日来たよ!
聞くと、時間があればまたその日の午後に来るとのこと。もし来られたらと思い、私の香港の携帯番号を置いてお店を出ました。結局その後お店には行かなかったようで、事前にメールを書いていれば、香港でお会いできたかも、残念。でも後でSさんにメールを送り、お店の名の通り、お茶が呼んでくれた縁をしみじみ感じたのでした。
お茶が呼んだ縁もあれば、この旅で切れた縁もありました。
帰りの朝のフライト、キャセイパシフィック関西行きはほぼ満席。3人席の窓際に座った後、フランス語を話す白人男二人が隣に座りました。紙袋を収納棚に入れたくて、通路側の男に英語でお願いしたところ、
「No!」
私の隣の男も少し驚いた表情をしたところ、通路側の男は何をお願いされてるのかようやく気づき、荷物を棚の上に上げてくれました。そもそも私背が低くて通路にいても届かないのです。
飛行機が飛び立つ頃から私は眠ってしまい、気がつくとキャビンアテンダントがスナックを配っていました。映画でも見ようとリモコンを取ってプログラムを選ぶと、ヘッドフォンがない。座席やポケットなど探してもやはりないのです。眠っていたのでスキップされたのかと思ったら、足元で何か触れました。テーブルをたたんでみると、床に私のヘッドフォンが置いてありました。
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おそらく私が眠っていた間に配られたのでしょう。でもポケットに入れてもよさそうなもの。私なら床相当ということですか。せめて床にあることぐらい教えてほしかった。
その後、普通は奥の窓際の座席から取るドリンクのオーダーで、隣の男は私よりも先に言おうとしたり。失礼よね。
食事が終わると彼らはミーティング資料を広げてディスカッション。英語で書かれた書類のヘッドには「SWATCH」と書かれています。
フランス語なので何を言っているのかはわかりませんが、書類は読めます。ミーティングの準備がよほどできていなかったのか、大阪に着く直前まで堂々と資料を広げていました。
実はその日私が付けていた時計はSWATCHでした。おそらく彼らはわかっていたはず。
飛行機が大阪に着くと、そそくさと二人は降りて行き、私は棚の荷物を取るのに四苦八苦。なんとか自力で取りましたよ。
帰宅して時計をはずすと、なんと私のSWATCHのチェーンがひとつ切れていました。
すごい!この時計、縁の切れ目をちゃんとわかってたのね。あるいは私の「気」で切ったのか。
今まで毎年1,2個買っていたSWATCH。手頃なお値段で、カジュアルな洋服に合わせやすく、しかも水仕事中に時計ごとびっしょりしてしまうことが多い私にはよかったのですが、これから買うかは考えちゃいます。この時計も修理にださぬまま。

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