8月1日に開通した京津城際鉄路のCRHに乗って天津へ行ってきました。
同日に新しくなった北京南駅もオープンして、今まで天津行きは北京駅から乗っていましたが、北京南駅からとなりました。これがちょっと遠いのです。
土曜日の朝8時に家を出てタクシーに乗って北京南駅へ。ドーム型の空港のような駅!北京の駅はなぜにこんなデカイのでしょう。
さっそく切符売場へ向い、設置されたばかりの自動券売機へ。すると表示される電車は12時過ぎのもの。いや、そんなはずはない。しかし誤って購入したらややこしいので、券売機で買うのは断念、有人の窓口へ。すると、行列は縦にならんでなく、放射状。つまり中国の常識、早いもん勝ち!
窓口の前に人が4,5人横に並んでいます。今買っている人が終わるかどうかのタイミングで、自分の要求とお金を付きつける。しかも小さい声なら聞こえない。横から入る者を腕や体、足で押しのけ、「天津まで一番早い電車で!」と言い切ると、提示された電車が10時45分発!今は8時30分。2時間待ち!?これなら前ののんびりした電車に乗った方が早く着くじゃない!
がっくりしてその切符を買い、新しくなった北京南駅を探索しつつ待つことにしました。セルフ式のコーヒー店もあり、Cafe Latteなども飲めます。マクドナルドも開店するようです。
北京南駅は、今までの北京駅や北京西駅にない工夫がされています。
まずはおさらい。北京駅や北京西駅では、駅の構造が複雑で、待合い室や改札口を探すのに、駅の案内板を確認しながら、広い駅を「ドコダドコダ」とかなり歩いたわけです。「おお、これが『北京バイオリン』のエスカレータ!」と思いながら上がったり、大きな風呂敷を背負った人から荷物ビンタに遭ったこともありました。
北京南駅では、切符を買ったら目の前の電光掲示板の向こうに広がるのは、広いワンフロアーの待合いロビー。そして、そこに改札口も番号順にあります。つまり改札まであちこちさまようこともありません。改札を通ると下に降りるだけで、ホームに到着。
切符を買った時にはガラガラだったロビーは徐々に人が増え、10時頃にはすっかり月餅を持った人々で埋まりました。本当にこれだけの人々がどこからやってくるのか。
私達が乗ったCRH2の車体は日本の新幹線がベースになっていて、中国が川崎重工業から購入したものですが、購入した以上は技術供与もされるため、中国製なんですってぇ!都合のいい時には発展途上国のカードを出してくる中国。他にもドイツのシーメンス社から購入したCRH3などもあります。座席配置も2+3とまるで新幹線。最高速度は350km/hらしいですが、この日は334km。
乗車時間は30分ですが、食堂車もあり、飲み物やスナック程度のものを買うことができます。乗客全員には「チベットの水」の小さなボトルが配られます。でも冷やして飲みたい。行き帰りもらえるので、帰りの分は持って帰りました。
天津到着後、忘れちゃいけないのは、帰りの切符を買うこと。天津駅も改装されて新しくなったのですが、これがまた激しい移動が必要。改札を出て、ぐるっと回って上に上がり、更に切符売り場まで歩かされます。何でこんなややこしい駅をつくるんでしょう。天津駅下車後に帰りの切符を買いたい人なんて大勢いるんだから、下の階にも切符売場をつくってほしいわ!
しかし30分で天津に着いてしまうのに、なぜに以前のように朝早くから駅へ向ったのか。
天津に行ったら溥儀が4年間を過ごした旧居の静園に行こうと思っていたのです。しかし、朝の10時半に門票販売終了、11時半に閉門という酷な拝観時間。せっかく修復までしてるのにね。
私のミッションの1つ、静園拝観は果たせませんでした。
新幹線、開通すれど暇かかり
とりあえず、静園まで行くと、門票売り場にまだ人がいるでは。聞いてみましたが、やはり入れてくれません(泣)。結局外側の写真を撮るだけで帰って来ました。2時間半しか開館してくれないのなら、せめて午後開館しましょうよ?
日本租界やフランス租界をブラブラ歩きました。古ぼけた洋館に派手な漢字の看板が掛けられ、生活感丸出しですが、北京とは違う趣きがあります。このアンバランスさがとても中国です(笑)。
静園には入れないことはわかっていたので、せめて美味しいものを食べたいと思い、タクシーの運転手に海鮮のおいしいレストランを聞いておきました。
蟹を食べることで満足レベルは一気に上昇。なんて単純なの。
また、しばらくフランス租界をお散歩して帰りの電車の時刻となり、結局天津で海鮮を食べた一日でした。週末遊びに行かれる人はせめて行きの電車の予約だけでもしておいた方がいいかもしれません。

Recent Comments