マカオから香港へターボジェットで移動。すでに香港で新型インフルエンザの最初の患者が隔離された後でした。船が香港に着くフェリーターミナルは人が行き交うところなので一応マスクを付けました。外国人を中心にマスクを付けている人が多くいました。
ホテルのことは後日書くとして、新型インフルエンザに負けないためには、まずは美味しいものを食べて免疫力を上げるべし。着いたその日の夕食は私房菜(private kitchen)でのお食事を日本から予約しておきました。
私房菜とは、雑居ビルの一室のような小さなお店で、一日数組だけをもてなすレストラン。日本のレストランと規模的には同じぐらいですが、香港や中国の中華料理店の多くは広いダイニングホールが定番、贅沢なお食事である訳です。
私房菜では基本的にコース料理で、「1人いくら」という設定。オーダーに慣れない旅行者にも大丈夫。ただし予約するときに最低人数を設けているお店もあるので気をつけて。
どうやって、私房菜のお店を見つけるか。
インターネットで「香港 私房菜」とブログ検索すると、すでに行かれた方々のレポを読むこともができます。また、「香港食家私房菜大全」という中国語のサイトがあり、ランキングや場所、連絡先などが書かれています。
四川あり、イタリアンあり、中華に日本料理をフュージョンさせたものもあります。日本料理は世界的にブームなので、フュージョンさせたいお料理の1つでしょう。
私房菜は規模の小さなレストランですから、予約が必要。でも人気店では1ヶ月前でも予約が取れないことがあるそうです。
私もどれを選んで良いのかわからなくなり、結局香港人の友人にアドバイスを求め、囍宴 - Xi Yanを勧められました。
囍宴廚藝 - Xi Yan は2000年の開業以来香港の私房菜をリードし続けてきたレストランで、香港で予約の取りづらいお店でもあります。基本は中華ですが、中華でも四川や日本料理などを取り入れたフュージョンです。甘味や軽食のレストランも別に出店しています。
そこで予約の電話を。今も自宅の電話から国際電話をかけるのに、頭に何番を入れるのかわからない私。。。でもSkypeがあるのですよ。かける国を選べば、そのまま番号を入れればOK!安いですしね。
英語で予約の電話をかけ、とりあえず人数分のテーブルを押さえてもらいました。その後メニュをE-メールで送ってもらい、1人430HKDのコースか、580HKDのコースかを選びました(別途10%のサービス料がかかります)。
そして予約当日、ワンチャイまでトラムに乗り、お店を探しました。地図もいただいていたので、すぐにわかりましたよ。トラムでは子どもは2階席最前列をキープ。「発車しまーす!」でした。何歳までこれをやるんでしょうか。でも大人でもトラムは楽しいですね。

囍宴の前の道です。一番上の赤いのが看板。
雑居ビルの中にある囍宴 -Xi Yanに着き、名前を言うと、「Welcome!」と迎えてくれました。テーブルにはその日の私たちのメニュが置かれていました。
まず前菜として出てきたのは、サーモンの日本酒煮とエビの酒漬け。お酒が入ったお料理ですが、それほどお酒を感じることはなく、子どもも食べていました。サーモンは上に載せられた薬味とうまくマッチしておいしかったです。
蟹の塩竃焼き、サーブされたときにはちゃんと塩で覆われていましたが、写真を撮り忘れ。胡椒風味で美味しかったですが、もうちょっとたくさんあると嬉しかったです!
主人が「黄酒 - ホワンジゥ」とオーダーしたところどうも通じていない様子。そこで、英語で「Yellow
wine」と言ってみたところ、給仕の方が「Oh, Yellow wine -
Huangjiu!」とやっぱり通じていませんでした。日本人なので普通語が出てくると思わなかったんでしょうね。あるいは、「普通語」はあまり歓迎されないのか。黄酒は紹興酒のことです。このボトルは
8年ものでした。
その後主菜へ。着いたときはまだまばらだったお客さんだったのに、いつのまにか満席になっていました。ゲストの多くは外国人。あとは地元の人のようです。
これ、トンポーローなんですよ。薄切りバラ肉をぐるぐる巻いてあるアートな一品。それをほぐして、添えられているご飯とまぜまぜしていただけます。ぶ厚いお肉をガブリと行きたい人にはちょっと物足りないかもしれませんが、味も甘すぎることもなく、このような変化球もたまにはいいですね。子どもはこれでほぼお腹いっぱい。
口水鶏は大きなトウガラシがトレードマークの名物料理のひとつ。本場の四川料理とは違い、お酢(中国の黒酢)や薬味が効いているものでした。鶏肉の下には涼粉が敷き詰められ、一皿で2度美味しい料理。
トロトロの燕の巣が下にあるナツメのソルベは子どもにさっさとソルベを食べられてしまい、写真はなし。私はお肌に良さそうな燕の巣を死守。ソルベも一口いただきましたが、ナツメの香りが懐かしさを呼びます。
菊花魚のレモングラスとマーマレードソースは、残念ながらレモングラスの風味があまり感じられず、食事に甘味が好きでない私にはちょっと残念。お花の形にしたお魚、久しぶりに食べました。中国ではもてなし料理としていただきますね。もちろんこちらのは洗練された者です。
このあたりからお酒もまわってきて、お腹もいっぱいになり、写真を撮ることを忘れてしまいました。。。。
ロブスターとトマトのスープとほうれん草と山芋の炒め物、そして最後にアイスクリームが出されておしまい。満腹です!
給仕の方のサービスもプロのお仕事でした。こまめにお皿を換えてくださり、気配りがありました。とても気持ちよくお食事ができて嬉しいです。
子どもも連れて行きましたが、ひとりということもあり騒ぐこともなく、回りも暖かい目で見てくれているのがよくわかりました。2人分のアイスクリームをうれしさいっぱいでたいらげると、私房菜では目立ちますね(笑)。子どもがトイレに立った時には、なかなか戻ってこないので、隣のテーブルの方も心配されたようでした。
そんな暖かくもオシャレな中華がいただけます。
1人580HKDは安くはないけど、飲み物はそれほど高くなく、2人分のオーダープラス飲み物で、1600HKDほどでした。香港の物価、サービスや雰囲気など考えると、たまには良いかな。
この予約ひとつでおしゃれなブラウスやドレスを一枚、スーツケースに入れたくなりますよ。
囍宴 - Xi Yan
香港湾仔湾仔道83号3楼
3F 83 Wanchai Road, Wanchai, Hong Kong
Tel. +852-2575-6966
Fax +852-2575-6955
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