日本を想う

10/06/2008

「ねんきん特別便」が来た

私の「ねんきん特別便」がついに来ました。

北京の自宅に送られてきたのではなく、もちろんこのような役所の文書は日本の自宅に送られます。

「とうとう来たな。」と腕組みで疑い気分いっぱい。

主人は代わりに開封するのは嫌だと拒否しましたが、とにかく開けてもらいました。

そして、確認・・・・・。

「加入期間がちゃんと数珠つながってるから問題ないでしょ。」と一言。

開始年月日を確認するため、ぬか床をごっそりかき回してみるように自分の歴史も思い起こすと、確かに問題なしでした!とりあえず、私の年金事務手続きはきちんと行われているようで、安心しました。

私の場合、学校を卒業した後に海外にいたのでその期間は無加入。バブルの時代、何年だったかもすぐに思い出せない。更に学生の間は加入の必要もありませんでした。年金のことなど深く考えることもないボンクラでした。世の中もそれほど「年金、年金」とうるさくなく浮かれてましたからね。

その後転職や中国への引っ越しなどで、厚生年金の切り替えや3号被保険者の手続きをしましたから、本当に手続きが行われているか心配でした。

世の中あれだけ年金記録の間違いが大問題になっているので、自分の年金記録も当然不安。更に海外に住んでいるので、間違いがあったら訂正はどうするのか。考えただけで「ああ、ややこしやー。」でしたが、安心しました。

人生を折り返す時期になってから、またこのように海外に住んでいます。ただ、今は海外にいても年金問題には敏感です。これから子どもの学費にお金がかかりますからね。自分たちの老後のための貯蓄も投資もそれほどできません。

私の場合、主人の年金とトータルで考えますが、少しでも多い方が嬉しいのは間違いなし。

一方、自分のことではないもの、気になったのが・・・。

駐在員以外で海外、特に中国にお住まいの方々は、日本の年金はどうされてます?今は学生時代から年金に加入するんですよね。

中国で大儲けして、ここにそのまま住むから日本の年金なんて関係ないと?

老後なんて結構すぐですよ。35歳なら60歳まで25年。海外にいる期間も入れて、25年間加入して、年金を受け取ることができます。今中国にいても、10年後はどこにいるやら、中国はどうなっているやら。一攫千金を夢見るか、たとえ6万円でも毎月死ぬまで受け取るか。ふむ、案外若い人は私の世代とは違い、しっかりしてるのかもしれません。

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02/26/2008

湯圓もいいけど

少し前ですが、21日は元宵節といい、中国在住者のブログを見てると湯圓の話題がたくさん出ていましたね。我が家でも3回目の春節で初めてこの日に湯圓をいただきました。残念ながら盛りつけた瞬間にとっとと子どもが食べてしまったので、写真などございません。

私はこの手の行事の要領が非常に悪く、タイムリーに入手できないものが結構あります。昨年は当日のお昼過ぎに公寓のスーパーに行くとすでに売り切れ。その時点断念しました。北京在住の日本人の奥様方は中国の習慣は敏感に取り入れているようです。

今年も前もって購入するチャンスを失い、当日京客隆に走りました。

元宵節はその年の初めての満月の日で、湯圓という丸いお団子をいただきます。「湯圓 - タンユアン」と発音も意味も似た団らんの意の「団圓 - トァンユアン」にかけて「一家円満」を祈り団子を食べるそうです。

やはり丸いものは円満。

私の家ではお正月のお餅は丸餅です。「一家円満」を表し、縁起をかつぎます。

日本では元旦から15日の日を「小正月」といいます。実家ではこの日はお正月のお飾りを燃やし、お鏡を割っておぜんざいを炊いていました。お飾りは昔は近所でまとめて焼いていたと思いますが、今はむやみに焚き火はできませんから、神社のどんど焼きです。

結婚してからは神戸で15日の朝、出勤前にお飾りを神社に持っていき、ぜんざいを炊いていました。実家からぜんざいをもらったこともありました。何でしょう、ちゃんと毎年しないと気持ち悪い。

北京に来てからは年末年始を日本で過ごしており、燃やすところもないのでしめ縄は付けませんが、お飾りを下げて、おぜんざいは炊いていました。

韓国では小正月の日は小豆粥をいただくようです。白玉や餅を入れたりもするんですね。日本でも小豆粥を食べる地域もありますよね。

春節前の中国語の授業で、「丸いもの」に縁起を担ぐことは日中共通なんだとわかり、老師と日中の文化はつながっているとしみじみ感じました。小正月にいただくものも大陸から朝鮮半島を渡り、日本へ入ってきた感があります。

あー、文化って伝わってきてるんだ!

とお正月の行事からわかります。

日本のお正月も忘れずに・・・ね。

うちの息子は爺さん(私の父)に似てお餅や団子が大好物なので、お正月大好きです。この間の湯圓も喜んで食べていました。

遅くなりましたが、この場を借りてうちの爺さん(父)の雑煮餅報告をします。今年は1回の雑煮につき3個だったと思います。数年前までは1回の雑煮で5個食べてましたから、ちょっと年をとりました。

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02/20/2008

春節帰国報告1 - インスタントラーメン発見記念館

インスタントラーメンの発見は偉大だと思いますか?

体に悪いといってもやはり年に何回も食べます。私が子どもの頃、土曜日のお昼ご飯の定番は出前一丁でした。午前中学校から帰ってきて、出前一丁かたまごうどんを食べながら、テレビで吉本新喜劇を見たものです。

インスタントラーメンが優れているのは、非常食としても温かいものがいただけるという点。阪神淡路大震災の時も嬉しい一品でした。あさま山荘事件で機動隊の人が食べていたのもカップヌードルでした。

中国でもカップヌードルやそれに追随する商品を多く見かけます。今や中国では観光地のお手軽お食事というとカップ麺。駅や汽車などでもお湯はただでもらえますから、温かく食べられるカップ麺は重宝されるようです。

その元祖、カップヌードルは中国では高級品です。日本産のものはひとつ約300円もします。中国産のものでもやはり少し高い。でもやっぱり買うのはカップヌードル。安心ですから。

カップヌードルはもちろん、それより前にチキンラーメンなどのインスタントラーメンを発見したのは日清食品の安藤百福氏。日本人なんですよ~。以前NHKの朝ドラにも少し百福おじちゃんが登場していましたね。このインスタントラーメンの博物館が大阪の池田にあるので、行ってきました。

Instantnoodle6

「インスタントラーメン発見記念館」というすごいネーミングです。

館内ではインスタントラーメン発見の小屋にはじまり、インスタントラーメンのつくりかたや歴史などが楽しくほのぼの展示されています。

Instantnoodle1

思えば、私の子ども時代からインスタントラーメンがありました。毎日放送の「ヤング・オーオー!」でもらえるカップヌードルのセットがほしかった!

「あー、こんなんあった、あった!」と懐かしい商品もいっぱいあります。

クイズコーナーもあり、子どもは夢中です。

しかしやはり、絶対クリアしたいのは、マイカップヌードルファクトリー。自分だけのカップヌードルが作れるんですよ。

1.まず、カップに自分の思い思いの絵を描きます。

2.カップを逆さにしてハンドルを回し、麺を入れます。

Instantnoodle2

3.スープの種類と具を選びます。デフォルト4つですが、その場で会員になれば5種類入れることができます。

Instantnoodle3

4.蓋をします

5.ラッピングします

6.最後に持ち帰り用バッグに空気を入れて、ひもをつければできあがり!!

Instantnoodle5_2

こんな楽しいパッケージに入れてくれます。

これは楽しいですよ!

私と子どもは翌日にあっさり食べてしまいました。

中国人には絶対楽しいだろうなと思ったら、やっぱりいました中国の団体さん。でもおそらく台湾ではないかと思います。

「池田ってどこ?」と聞かれる方もいるでしょう。伊丹空港の近くです。阪急電車でどうぞ。伊丹空港に行く前にぜひ立ち寄ってみてください。


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02/18/2008

慌ただしいような、遊んだような

今晩、北京に戻ってきました。

9日間の帰国は子どもがらみの用事を中心にいろいろこなしてきました。今回は東京、成田から入出国なので、帰りに東京に2泊してきました。

何年ぶりでしょ、久々に東京の街を歩いたのは。変わっていましたね~。またあまり変わってない部分もあり、やられてしまいましたが。

実は・・・六本木ヒルズを見たのも初めてだったんです!
昔は通勤経路でした。西麻布でランチしてました。

北京では、まだ爆竹の音が聞こえますが、バレンタインデーも終わり、2月も後半に差し掛かろうとしてるんです!
なんて早いこと!
中国の春節はほんと時間を止めてしまいますよ。

いろいろとこの春節前から書くネタを溜めてしまってます。追々暇を見つけて書いていきますので、時々遊びに来てください。

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01/19/2008

非常時感覚

先日友人と夕飯を食べに行く約束があり、子どもとタクシーに乗りました。
混雑を避け、4環路を走り、そこから店の近くを流れる川沿いを走ってもらおうと思ったら、車は長安街に入ってしまいました。

案の定夕方の長安街は大混雑で、万達広場のところからピタリと止まり動きません。

タクシーのメーターはそれでも上がり続け、29元になったところで、「30元になる前に降りるぞ!」と思い、「下車!我走路去把」と言って車を降りることにしました。

ここから店まで10分程度歩かねばなりません。ちょうどタクシーを降りたところに歩道橋があり、長安街の反対側にすんなりと渡ることができました。

家を出る前に子どもとこんなやり取りがありました。

「帽子と手袋を持って行きなさい。」

「だってタクシーで行くんでしょ。」

「それでも持っていきなさい。」

「使わないなら車に忘れそうだからいや。」

「じゃ、知らないよ。何があっても。」

言うことを聞かない子どもを見放し、手袋と帽子を家に置いてきました。

そして歩き出すと、外はマイナス5度以下ですからとても寒い。耳や指先は痛くなります。子どもの着ていたジャケットは少し薄手のもので、かろうじてフードは付いていました。それでも子どもは「寒い、寒い」と言いながら歩いていました。

「何でお母さんは未来がわかるの?手袋と帽子持ってくればよかった。」

「君よりも長く生きてるからね。何が起きるかわからないといつも思っているのよ。今日は夕方のラッシュアワーでしょ。それに地震や事故、何が起きるかわからないよ。」

さらに、

「事故が起きたらタクシーを降りなきゃいけなかったり、地震が来たら自分で歩いて家に帰らないといけないんだよ。」

「地震なんか来ないよ。」

「そんなこと言ってて地震が起きたんだから、わからないよ。手袋と帽子ぐらい持って出ても大したことじゃないでしょ。仮に失くしても大したことじゃないでしょ(子どものは高いものは買いません)。でもあったらよかったって事何度もあったよね。」

と話しながら歩いているうちに店に着きました。中に入るとこわばっていた体の筋肉がほぐれるような感覚を覚えました。

翌日、朝テレビを付けると、阪神淡路大震災が起きてから、13年目の日だということがわかりました。その朝まで日付の感覚を全く失っていました。

私は震災で自宅を失ったり、友人や親せきが犠牲になったわけではありませんが、あの映像を見ると、頭の先から背筋に「キューン」と走るものがあり、それは私が1995年1月17日の朝、電気のない暗闇の部屋で感じたものと同じです。今も第3者的な感覚ではニュース映像も見ることはできず、涙が出てきます。

その日から水やガスのない生活が始まり、数ヶ月後職を失うことになったのですが、やはりあの生活で身に付いた「非常時」の感覚はまだ自分に残っていると改めて感じました。

「何か起きるかもしれない」

これを子どもに教えるのは難しいですね。

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12/31/2007

今年の話しは今年のうちに

2007年も大晦日になりました。

今年も日本で紅白を見ながらの年越しです。

神戸の年末年始のごちそうといえば、

神戸牛。

もちろん明石鯛や松葉ガニなどありますが、やはり、神戸牛。我が家もクリスマスに神戸牛のサーロインステーキを食べました。

購入場所はいつもの神戸そごうの大井肉店です。

そして迎えた年末。不覚にもやり忘れたことがありました。

ローストビーフの予約です。29日に神戸そごうの大井肉店へ予約に行ったらすでにtoo lateでした。。。。

大晦日に予約がなくても販売するというので、それに任せることにしました。

そして迎えた大晦日。

朝9時から神戸そごうは開店しているのですが、着いたのが11時前。ローストビーフ売り場に「最後尾」という札を持ったおじさんがいたので聞いてみると、今は商品はなく、12時にまた販売を再開し、その時に注文を聞いて後で取りに来てもらうことになるというよくわからない話。とにかく「12時に売り場集合」というキーワードで他の買い物に回りました。

そして11時50分。売り場にはすでに3周ぐらいのとぐろ巻き。12時に販売が再開されると、目当ての100グラム1500円のローストビーフはすでに売り切れ、しょうがないので1260円のローストビーフを注文すると、1時間後に取りに来てくださいとのこと。

さらに1時間待ちですと!!

その間に本屋へ行き、お昼を食べて1時に売り場へ。

やっと買えました~!!2時間待ちでした。それでもこれは食べたいんです。主人も実家の父も。

そして自宅近くのコープへ寄り、大晦日の晩御飯の買い物。この日は鴨鍋で、鍋の後の鴨のダシたっぷりの鍋つゆでお蕎麦をいただきます。久しぶりに食べたかった鴨、水菜、かぶらをゲット。

コープでお勘定をした後、デパートで買い物したものが入っていたエコバッグの中身をいったん空け、コープで買ったものを入れました。そして自宅に帰ると・・・・

ローストビーフがない!

台所にも、リビングにも、玄関にも、もちろん冷蔵庫にも!
もしかしてどこかに置いてきた!?

あーーーーそうだ!コープでエコバッグの中身を出した時!

慌ててコートを着てコープへ走りました。レジを出たところの購入物をバッグに入れる台を全て見ると・・・・

ない!

2時間待ってようやく買ったローストビーフがない!!

付近にいた職員に聞くとサービスカウンターで預かっているかもしれないとのこと。

そしてサービスカウンターで恐る恐る尋ねてみると・・・

ありました~っ!!保管していただいてました!
ありがとうございます~。コープさん!!!
さすがコープこうべです。

これで元旦のごちそうのひとつに穴をあけずに済みました。ホッ。

しかしこれが私の人生の全てを物語っていると自分で感じてしまいました。この先不安です。

この1年ブログを読んでいただきありがとうございました。このブログからいろんな出会いやお仕事をいただき本当に感謝しております。こんな私ですが来年もよろしくお願いいたします。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

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12/22/2007

私の持つオーラって?

帰国中です。昨日大阪駅で子どもと神戸方面の新快速待ちをしていたら、メモを持った60歳ぐらいのおばちゃんが電車を待つ行列に並んでいる人の顔をじろじろ見て、私のところでぴたりと立ち止まりました。

「イケダニイキタイ、タカラヅカ」
(池田に行きたい、宝塚)

と、どうにかこうにかの日本語で言うのです。大きな荷物を持ち、空港から出てきたばかりの様子。

私は、「Do you speek English?」と聞くと、

おばちゃんは「No.」と首をふるので、
聞けるのは聞けるのね

「你会説中文嗎?」(中国語話せますか?)

と再度私が聞くと、「没問題。」

私は「今待っている電車は神戸方面で、池田や宝塚には行かない。池田に行くにはこれに乗って次の尼崎駅で乗り換えですよ。」と中国語で説明。このぐらいは説明できるんです。そこで、何気にふと後ろを振りくむとホームに新三田行きの普通電車が止まっていました。

慌てて電車を指差し、

「座這個把!」(これに乗るのよ!)

と言うと、おばちゃん、スッタタ慌てて電車に乗り込んで行きました。

結局そのおばちゃんはアジア系(やや南方っぽい感じ)で何人かはわかりませんが、何で私のところでぴたりと止まって聞いたんでしょうか?

私から「中華」のオーラが出ていたのだろうか?とうとう私からこのオーラが出るようになったか・・・・。

おばちゃんはラッキーだったでしょうが、私は少し複雑な気分です。

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10/08/2007

日本語でどづぞ

海外書き人クラブ」という世界中に住む海外ライターの集団があり、私もその仲間に入れていただいてます。

柳沢有紀夫さんという方がその世話役をしていらっしゃるのですが、柳沢さんはじめ、世界中の仲間からオモシロ日本語を集めた本が出版されました。

その名も「日本語でどづぞ」です。

Photo_2


海外に行って「おお、ありがたや日本語のインフォメーション!」かと思うとなんだか少し違うぞ、意味が変だぞという経験ありますよね。

一部をご紹介させていただくと、

香港のマッサージ店の電飾看板に、
「エしベーターで一階でどラざ」

また海外にお住まいの方は海外生活が長くなるにつれて、子供たちの日本語が「おや?」ということありますよね。うちも以前このblogで紹介したと思いますが、食事中にゲップをした子どもを叱ったところ、「だって自動で出るんだもん。」と言ったことがありました。

このような妙な日本語を集めた一冊です。文庫なので520円という価格もうれしいですね。

残念ながら私のネタは今回の本には間に合わず入っていませんが、続編では採用されそうです!

それにしても日本語のようなニッチな言語のために海外であらゆる日本語サービスがあるのは感謝、感謝です。というか、「外国語オンチの金持ち」ということなのかな。

----------------

その後柳沢氏からコメントを入れようとするとエラーが出てしまうというご連絡をいただきました。やはりココログで規制しているのでしょうか。

メールでいただいた柳沢氏のコメントを下に書かせていただきます。

HIDEYOさん、こんにちは。
『日本でどづぞ』の著者の柳沢有紀夫です。
拙著を紹介してくださって、
どうもわりがとらございます。
このブログの読者のみなさん、
中国からのネタもたくさんあるので、
どづぞ、お楽しみださい。
……という感じの本です。

『続日本でどづぞ』も予定していますので、
おもしろいネタを見つけたら、
ぜひご投稿ください。
http://www.kaigaikakibito.com/
の「イッセイ募集中」というところから、どづぞ!

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09/14/2007

社宅は何のため?

夫が日本へ帰ることになり、以前私たちが住んでいた分譲マンションは賃貸に出しているため、日本での住居を探す必要がありました。

7月帰国したときに私は健康診断を受け、住居を探しました。

その帰国は「一時帰国」とも、家を探すための帰国とも認められず、家族のマイレージで帰国しました。10日間日本にいた間、半分は家探しをしていました。

本社のある関東地方にはほとんど社宅は撤廃されていて、関東へ転勤の場合は自分で住居を探し、礼金分は会社から支給されるそうです。住居を探しに帰国した費用も何人分かはわかりませんが、支給されるようです。

夫は以前勤務していた関西へ戻りました。夫が戻った事業所では民間のマンションを社宅として借り上げており、今も利用しています。しかしどういう理由かわかりませんが、あまり利用されてなく、ガラガラなのだそうです。

夫が日本へ戻ることになり、郊外にある社宅というオプションはほとんど考えませんでした。しばらくは夫一人の生活になるので、車を買うことを控え、その代わり駅に近い便利な場所に住んでもらいたいと思いました。また私と子どもが帰ったときのことを考えると、子どもの学校、また私の両親の家にも1時間程度で行ける場所など自分の国ですから身の回りのことをあれこれ考える必要がありました。

なんとか夫が住むマンションの契約にこぎつけ北京に戻りました。主人が会社と話したところ、社宅に住まないなら、家を探しに行った費用も、入居にかかる初期費用も出ないことがわかりました。それは「ガラガラの社宅」に入れと強要しているようにも思えます。

社宅に入らないなら、転勤であっても自己都合の転居と扱われるのです。関西では、家賃12,3万円程度のマンションに入るにも、入居時に約80万円や100万円といった費用がかかります。会社としてはその初期費用を抑えたいので社宅を用意しているのでしょうが、家族がいる場合は子どもの学校、年老いていく親のこと、もっと言えば収納が少ないので身の回りのものが収まらないなどいろんな理由で社宅に入れないことがあります。また今の世の中、精神的に社宅というものは馴染まない人も多くいるはずです。

「家」は就業後のプライベートな時間を過ごすのですから、プライベートなものであっていいと思います。豪華な家に住みたいのであれば、個人の負担を求めるべきででしょうが、一般的な住宅でもその入居時の費用は出ないものなのでしょうか。また関東の社員との待遇の違いも気になるところです。

私は本当に釈然としません。法律的に訴えることもできないのでしょうか。どなたかアドバイスをいただける方はコメントかメールをいただければたいへん嬉しく思います。但し、中国からはコメントを送ることができません。

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07/26/2007

富良野にて

094 タイトルからだとまだ日本に居そうな感じですが、北京に戻ってきました。

夏は帰国すると必ず北海道へ行きます。今回は富良野へ遊びに行ってきました。北海道でのんびり日本の休暇を楽しもうと思っていたら、行く先々で中国語、中国語が聞こえてくるのです。北京の北京語とはちょっと違う感じです。

富良野に行くラベンダー号という特急列車はラウンジカーもあり、2階建て車両で眺めもよく、てっちゃん主人と子どもはゴキゲン。私達の斜め後ろにも華人が座っていました。ラウンジで会った家族と話しをしてみると、台湾から来たとのこと。すでに北海道は3回目の旅行で、東京からトワイライトエクスプレスに乗ってきたそうです!

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昼食に入ったカレーショップ唯我独尊でも、台湾人観光客がカレーを食べていました。

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この日はJR北海道のバスツアーに参加。フジテレビの「北の国から」で使われた家やアンパンマンショップ、ニングルテラスなどを回るコースです。台湾、香港からの観光客が半数以上です。

なぜ大陸の人でないとわかるか。

香港の人は広東語を話しますし、南方系のお顔の人もいます。北京語を話す台湾人については語調は北京人とはかなり違いますし、落ち着いた感じに聞こえます。着ているもの、持ち物が日本に近いテイストものが多いのも特長。事実ラベンダーグッズのお店の人に聞いたところ、台湾が最も多く、次が香港、韓国と続くそうです。JR北海道の車内アナウンスも英語と北京語と韓国語が入ります。インターナショナル!

今から思うと、戻りの成田から北京へのフライトにいた大陸の団体客とかなり違うという点からわかったことでもあります。

もちろん今回北海道ではポイ捨てや痰吐きを見かけることはありませんでした。

台湾や香港の人々もドラマ「北の国から」を知っているのでしょうか。聞くのを忘れていました。

さて、本題の富良野は山の緑と畑の作物の色がパッチワークのようにきれいなコントラストをつくっています。

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私達は1995年に麓郷の森へ行ったことがあります。今回は「五郎の石の家」、「拾ってきた家」、「純と結の家」を見に行きました。

「拾ってきた家」は竹下景子が演じた「雪子」の家です。「拾ってきた」というのは、家の材料に廃材や捨てられたものを使っているという意味です。トラックの荷台やリフトのゴンドラ、天井には卵の緩衝材、キッチンの流しまわりの床にはワインのコルクを敷き詰めるなど、思わず「ホー」とうなる工夫がほどこされています。ドラマで使われていただけあり、とても綺麗につくってあります。

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「純と結の家」はバスを再利用しているので、つり革がそのまま残されています。これもまた楽しいインテリアになってるんですね。キッチンはモダンな感じでステキでした。

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富良野の緑はやはり絵になります。今はラベンダーの季節です。ラベンダー畑はパープルです。

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子どもは「北の国から」を知りません。でも家のユニークな材料に大いに興味があったようです。「これはコルク」、「これはバス」と言い当てていました。

そしてアンパンマンショップでは、子どもは普段北京では見られないキャラクターグッズに目をぱちくりしながら選んでいました。

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富良野へは札幌近郊の主人の実家から日帰り旅でした。札幌まで来て、急に富良野へ行ってみたいと思ったら、ぜひどうぞ。

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